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あらすじ

近代国家・日本の礎を築いた偉人の生涯を描く!
天保九年(一八三八)二月一六日。九州の佐賀城下にひとりの男子が誕生した。幼名を八太郎。後の大隈重信である。名君と謳われた佐賀藩主鍋島直正(閑叟)に、その才能を見いだされ、同じく熱い志を持つ仲間たちと、激動の幕末へ乗り出した若き重信。西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬、岩崎弥太郎をはじめ錚々たる志士たちと巡り会い、佐賀の、そして日本の未来のために奔走する。

作者より

大隈という一人の偉人の生涯を併走していくことで、歴史の流れを時系列に俯瞰できることが、本作の魅力ではないでしょうか。

さらに大隈がいかに決断し、行動に移していったかを知ることで、読者個々の人生や仕事にも少なからず影響があると思います。幕末から明治という激動期が舞台ということもありますが、まさに次から次に持ち上がる難問を、あの手この手で解決していく大隈の活躍は、誰にとっても役立つに違いありません。その意味では、『威風堂々』は、自作の『江戸を造った男』や『男たちの船出』に通じるお仕事小説・問題解決小説の系譜に連なるものです。

しかし何と言っても本作の魅力は、力強い人間ドラマにあります。大隈と同時代を生きた人々との出会いと別れ、そしてそこで起こる人間ドラマこそ、本作の最大の読みどころです。

(「特別インタビュー」より)

書籍データ

出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社
発売日 ‏ : ‎ 2022/1/7
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 403ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4120054896
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120054891

書評

出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社
発売日 ‏ : ‎ 2022/1/7
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 403ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4120054896
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120054891

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