11/14 『蒼き海の涯に 琉球警察 II 』が角川春樹事務所より発売されました。

本作は2021年に発刊した『琉球警察』の続編にあたります。
前作に続き琉球警察公安部の一員・東貞吉の視点を通じて、戦後沖縄の矛盾を描いた作品です。
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沖縄は私たちのものだ!
本土復帰直前の沖縄。
治安を守ろうとする者と真の独立を目指す者、それぞれの故郷への思いは徐々に激化し、激突していく。
米軍の意向を受けて動く琉球警察員たちの意地と葛藤を、凄まじいほどの濃度で描く人間ドラマ。
戦後、本土復帰前の沖縄に、ある事件で九死に一生を得た東貞吉が帰ってきた。
再び琉球警察の公安部の一員として、そして米軍の意向を受けて動く者として。
その当時の沖縄はベトナム戦争の前線基地として、戦争の負の熱気に包まれていた。
米軍に対する反対派が過激さをましていくなか、公安警察の矜持と日本人の誇りに揺れる貞吉の運命は……。
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沖縄の抱える問題は、われわれの問題でもあります。
戦後沖縄の置かれた状況を、未だ矛盾を抱えて生きる沖縄の人々の思いを一人でも多くの方に知ってほしい。そんな熱い思いを叩きつけました。
読者の皆様に感じ取っていただければ幸いです。












































