12月23日 『夢燈籠 野望の満州』が中央公論新社より発売されました。

 

 

本作は明治に生まれたある男の一代大河小説です。

関東大震災、二二六事件、満州国建国など、明治から大正・昭和という激動の時代を、出会いと別れを繰り返しながら生き抜いていく一人の生涯を描いています。

中原中也や石原完爾といった、その時代の超一流の人物たちにも注目です。

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明治四一年(一九〇八)生まれの、坂田留吉には出生の秘密があった。

景勝地・江ノ島の裕福な家で育ちながらも、自らの過酷な運命と彼は向き合う。そして、激動の時代の中、関東大震災や二二六事件に遭遇し、時代の巨人たちと出会い、人間として成長してゆく。

だが、坂田家にある日、陸軍士官である長兄の慶一が、満州で行方不明になったとの報せが届く。

兄を捜すため、新聞記者として野望渦巻く満州に渡った留吉を待ち受けるものは――。

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次々と事件の起きる、先の読めない展開をぜひお楽しみください。

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