6月5日 『夜叉の都』文庫版が文藝春秋より発売されました。

 

 

 

 

本作は鎌倉時代・鎌倉幕府初代将軍・源頼朝の妻・政子を主人公にした歴史小説です(2021年11月に発売した単行本を文庫化)

 

頼朝亡き後、鎌倉幕府に訪れる数多くの危機。

政子は幕府を守るため、全てをなげうって危機に立ち向かっていきます。

 

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源頼朝と北条政子の間の息子・頼家が将軍職を継いだ。だが頼家は酒色に興じ、その期に乗じ、政子の弟・北条義時は頼家の側近の梶原氏の失脚を画策する。さらに北条家の危機を避けたい義時と政子の父・時政は頼家の排斥と実朝の将軍擁立を主張、政子は武士の府を守るため、自ら頼家に毒を盛り、最終的に頼家は謀殺される。

頼朝亡き後、弟・義時とともに、多くの政敵を滅ぼしていく北条政子。“夜叉のごとき”苛烈さで幕府を守り抜いた政子を描く迫力の歴史巨編。

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また、本作は前作『修羅の都』の続編にあたります。

併せて読むことで、鎌倉時代初期の時代背景、人物理解が一層深まります。こちらも一緒にお楽しみください。