12月8日 『オフリミッツ 横浜外事警察』が実業之日本社より発売されました。
本書は2019年に文藝春秋社より発売された『横浜1963』文庫版が実業之日本社より再販されたものです。
再販に当たり、表紙・タイトルを一新しました。新タイトルは『オフリミッツ 横浜外事警察』です。
東京オリンピック前夜に起きた連続殺人事件
ハーフの県警刑事と日系三世の米軍基地捜査官が相棒となり真相に迫るが、捜査を阻む立入禁止(オフリミッツ)の壁とは?
「二人のアウトサイダーを生き生きと描いた作者初の近現代ミステリーは、忖度と無責任が横行する現代社会に一石を投じる作品でもあるのだ。そして横浜に生まれ育ち、長らく歴史・時代小説の傑作をものしてきた作者が、いつか書かねばならなかった「時代」の物語でもあるのだ。」
――西上心太(文芸評論家・解説より)