3月15日『浪華燃ゆ』が幻冬舎より発売されました
この男は、すべての不正を許さない!
江戸時代後期、大坂町奉行の敏腕与力でもあった大塩平八郎は憤っていた。
立場にあぐらをかき、豪商と結託して私腹を肥やす上役ども。
立身出世に目がくらみ、悪事に立ち向かえない同僚、同輩。
世のため人のためにならぬ御託ばかりを並べる学者たち。
陽明学を究めた学者でもある大塩は決意をした。
家族、門人たちをも巻き込んだ、命を懸けた世直しが始まる。
伊東潤が幕府瓦解のきっかけになったと言われている大塩平八郎の乱を描きます。