4月28日、『天下を買った女』(KADOKAWA)が発売されます。
本作は北条政子と浅井茶々(淀殿)と共に「日本三大悪女」の一人と言われた日野富子の生涯を描いたもの。その生涯は波乱万丈で、とても一言では言い表せないものがあります。八代将軍義政の正室として幕政にまで関与し、その資産によって大きな権力を握っていた富子は希代の悪女とされ、過去の史家からも過小評価されてきました。
しかし本当にそうなのか?
それを探っていくことが、本作の読みどころ。伊東潤作品で本作を初めて読む方でもお楽しみいただける一冊です。