単行版で好評をいただいた「叛鬼」がいよいよ文庫版で登場。
町時代末期、不屈の闘志で守旧勢力に対抗し、戦国時代の扉をこじ開けた
男がいた。

その男の名は長尾景春。
関東管領・山内上杉顕定との確執、兄とも慕う道灌との激闘、そして北条早
雲との出会い――。

叛臣、逆徒、奸賊と呼ばれた一人の男の生涯を通して、戦国前夜の関東を
ダイナミックに描いた本格歴史小説。

講談社 2014年8月12日発売予定
756円(税込)