『武士の碑』の文庫版がPHP文芸文庫より発売されます。
西郷隆盛と大久保利通の後継者と目された村田新八。西南戦争とパリを舞台に“最後の武士”として生き抜いた新八の活躍を描く本作品は、明治六年の政変から西南戦争までの動きが手に取るように分かるだけでなく、新八の見た当時のフランスにお連れします。壮絶でありながらロマン溢れる作品です。
西郷隆盛と大久保利通の後継者と目されている村田新八は、平衡感覚に優れた人物だと思うんです。西郷を前にした時、桐野利秋たちは西郷を神にしてしまう。つまり反論を唱えられない。そうした人たちからは西郷を描けないんです。(9/10発売の文庫版『#武士の碑』インタビューからの抜粋) pic.twitter.com/pE1MJ4QeqL
— 伊東潤 (@jun_ito_info) 2017年9月2日
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