伊東潤自らが主催し、
ファンの皆さんと作品・歴史について語り尽くす伊東潤の読書会。

第13弾は2018年12月に文庫版も発売された『天下人の茶』。

今なお謎の多い、茶の湯中興の祖・千利休の死に伊東潤が迫った、
戦国ミステリー群像劇です。

 

 

千利休。

 

元は商人、後年は茶の湯提唱者として、日本人にその名を知られている文化人。

だが、その肩書は、彼の一面にすぎない。

彼が日本史にその名を刻んだ最大の要因は、もう一つの顔にある。

それは関白・豊臣秀吉に付き従う政治的側近としての顔。

しかも、その地位は、秀吉の弟・秀長をして
「内々の儀は宗易(千利休)、公儀の事は宰相(秀長)」と言わしめた、
秀長と並ぶ、豊臣家ナンバー2。

 

そう、利休が歴史に名を刻んだのは、
文化と政治、両方において、無二の存在となったからだ。

信長の後を引き継いだ秀吉は、天下統一に向けて突き進んだが、
その陰には利休の支えがあった。

一方、利休が提唱した茶の湯は、
秀吉の後押しによって国の新たな文化となり、
多くの大名が茶の湯を楽しんだ。

お互いがお互いを支えた、秀吉と利休。

 

二人の巨頭によって、
日本は平和で豊かな時代を迎えるはずだった。

 

しかし、歴史は、思わぬ形で二人を引き裂いたーーーーー。

 

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今回の読書会では、作品の魅力、歴史のおもしろさ、展開への疑問質問など、
みなさんが読んだ感想を思う存分語れる場所をご用意しました。
日本史や読書が好きな方はもちろん、
身近な環境でなかなか本の話が出来ないという方や、
今までと違う体験がしたいという方、ぜひお越しください!

 

・読書会が初めてという方や、何を話したらよいか自信が無い、
という方にも楽しんでいただける機会を設けています。

 

・もちろん、著者・伊東潤と直接お話ししたり、
疑問質問を投げかけていただく時間がございます。

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【詳細】

日時:2019年2月2日(土) 15:00開場/15:30開始
(読書会 / 18:00終了予定、懇親会 / 20:30終了予定)

場所:株式会社コルク(https://corkagency.com/access)

読書会参加費:1000円

読書会参加費+懇親会参加費:4000円(懇親会参加費:3000円)
※懇親会は、ご飲食代(ケータリング代)を含みます。

 

詳しくはこちらをご覧ください。