伊東潤自らが主催し、ファンの皆さんと作品・歴史について語る読書会を開催します。

第4回目となる今回のテーマは司馬遼太郎の「関ヶ原」。

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開催にあたり、伊東潤よりご挨拶です。


「まれに見る人間悲喜劇」

関ケ原合戦は、戦国時代の帰趨を決定する戦いでした。ご存じの通り、勝者となった徳川家康は江戸幕府を開き、260年余にわたって天下の覇権を握ります。一方、敗者となった石田三成らは没落し、その背後にいた豊臣家も凋落の一途をたどり、15年後の大坂の陣で滅びます。
この戦いを人間悲喜劇として描いたのが、司馬遼太郎氏の『関ケ原』です。この作品が上梓された1966年から今日に至るまで、累計発行部数580万部という途方もないベストセラーとなっています。
私は2017年の「菜の花忌」のパネラーの一人として、この作品について語りました。しかし限られた時間内でもあり、まだまだ語りたいことはありました。その一方、もっと多くの方の視点から、この作品の魅力を語っていただき、私の知らない側面をもっと知りたいと思いました。
とくに史実としての関ケ原と、司馬遼太郎氏の『関ケ原』の違いについて論じたいと思っています。
そうしたことから、第四回「伊東潤の読書会」のテーマとして、この作品を選択しました。おりしも映画『関ケ原』の公開も、七月下旬に迫っており、とてもタイムリーな企画となりました。
この機会に、私と一緒に『関ケ原』について語りませんか。


【詳細】
・日時:2017年7月8日(土) 15:00開場/15:30開始 18:00終了予定
・場所:株式会社コルク(https://corkagency.com/access
(※人数の関係により、会場を変更させていただく場合がございます。)
・参加費
読書会のみ:1000円
読書会+懇親会:6000円(懇親会参加費:5000円)
(読書会終了後(18:30頃〜)に、参加希望者のみで伊東さんとの懇親会を開きます。参加希望の方は、読書会参加費と懇親会参加費のセットのチケットをお選びください。)
【読書会プログラム(予定)】
・参加者同士で感想・意見交流会
・伊東潤への『関ヶ原』の魅力についてのインタビュー
・伊東潤による「関ヶ原の戦い」を楽しむための講義

みなさまのご参加をお待ちしております。