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書籍データ

価格:1700円(税別)
単行本: 390ページ
出版社: 新潮社 (2015/2/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 410331852X
ISBN-13: 978-4103318521
発売日: 2015/2/20

作者の一言

この物語は、幕末に彗星のごとく現れ、幕臣の意地を見せて、薩長率いる新政府軍と戦った大鳥圭介を主人公にした長編小説です。

 江戸城が開城となり、北関東に向かった大鳥圭介と伝習隊は、新政府軍を相手に転戦した末、仙台に着いていた榎本艦隊に便乗し、蝦夷地に渡ることになります。そこで血で血を洗う激闘が始まるわけです。

 つまり大鳥と伝習隊の江戸脱出から箱館戦争の終結までという一年半ほどを描いたものなので、長編と言ってもノンストップの展開となります。

 タイトルは、歴史・時代小説にありがちな達観したようなものや、作家だけが万感の思いに浸っているようなものは好きじゃないので、力強いものにしました。最初は違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れるでしょう。

連載バージョンでは、北関東の戦闘などを綿密に描いていましたが、本にする時には、小さなエピソードや、いくつかの戦闘シーンは潔くカットしました(笑)。

 登場人物も多彩です。

 大鳥圭介を中心に、土方歳三、榎本武揚、フランス人将校のブリュネ、伊庭八郎らが、北の大地を舞台に暴れ回ります。

 しかも陸戦だけでなく海戦シーンも満載ですので、海陸の戦闘シーンを存分にお楽しみいただけるでしょう。

行間から溢れんばかりに、大砲の轟音やスナイドル銃の発射音が聞こえてくるはずです。

『天地雷動』で、読者の皆様を戦国の戦場にお連れしたように、『死んでたまるか』では、幕末の戦場に皆様をお連れしましょう。

また女性の登場シーンがないという、ぜい肉をそぎ落としたような徹底ぶりも、ならではです(苦笑)。

とにかく理屈は要らないから、面白い小説を一気読みしたいという方には、もってこいだと思います。だからと言って細密な情景描写や、精緻な感情描写を、おろそかにはいたしません。また、幕末から明治初期という時代に生きた人々の考え方や価値観を、徹底して掘り下げていますので、リアリズムを感じていただけると思います。

 文章も推敲を重ね、練りに練っていますので、流れるように読めるはずです。

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