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書籍データ

・価格:税込900円
・新書:254ページ
・出版社:洋泉社
・ISBN978-4-86248-695-0
・発売日:2011/2/6

作者より

私にとり、初めての歴史研究新書にして、初めての共著となったこの作品は、上杉三郎景虎の小説を書こうとしたことに始まりました。早速、関連書籍を集めていたのですが、もれがあると困るので、越後上杉氏関連のHPを当たりました。そうした中、車懸さん(乃至政彦氏)という方がやっているmixiのコミュに行き当たりました。たいていのコミュは管理人が放りっぱなしにしており、開店休業状態なのですが、このコミュだけは違いました。管理人がエネルギッシュに上杉家に関する新説を語っており、私は感心して読みふけりました。
その中には、拙著『武田家滅亡』のレビューもあり、三ツ星を付けて否定的なコメントが寄せられていました。『武田家滅亡』に三ツ星を付ける人は前代未聞なので、さらに感興をそそられました(笑)。そんな次第で、車懸さんと仲良くなり、彼を世に出したくなりました。
早速、私は何のコネもない洋泉社さんにコンタクトを取りました。幸いにして洋泉社の編集さんが拙著を読んだことがあり、とんとん拍子で話が進み、晴れて出版の運びとなりました。
本書は関東戦国史を概括しながら、御館の乱の真相に迫るという構成を取っており、手短に関東戦国史が知りたい方にはもってこいです。また、三郎景虎ファンにとっても、様々な新説が提示され、多くの収穫があると思われます。本書が、皆様に新たな視点を提供することができれば、この上なき幸いです。
目次
第一章 甲斐・相模・越後の相克
第二章 北条三郎から上杉景虎へ
第三章 迷走する上杉家と「越相同盟」の破綻
第四章 上杉謙信と二人の養子
第五章 大乱前夜、上洛か越山か?
第六章 謙信死す!「御館の乱」勃発
第七章 上杉景虎敗北す!
終章  歴史の分岐点としての「御館の乱」

書評

日本経済新聞夕刊 2011年3月2日付 エンジョイ読書欄 
風俗史家 井上章一

『関東戦国史と御館の乱~上杉景虎敗北の歴史的意味とは?』(洋泉社)
伊東潤・乃至政彦共著
上杉謙信の跡目あらそいには、戦国史を左右しかねない重大な意義があった。これまでの通説をしりぞけ、著者たちはその本質にせまる。戦国史マニアには必読
評価★★★★(5段階評価)

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