「私は卑怯な男だ」。明治十年、死の床についた長州の英雄・木戸孝允
こと桂小五郎が、かつての同僚にある真実を語り始めた――。

新しい日本を築くため、男たちは池田屋に集まった。
伊東潤が描く志士たちへの挽歌。
京都が一番熱かった夜が今、よみがえる。
講談社 1600円(税別)
10月22日発売